
こんにちは。エルメス沼のななこです。
通常エルメスのバーキンは、その価格が100万円を超えています。そのため、なかなか一般の人にとっては手が出しづらい高級バッグのひとつです。
その意味では、「バーキンを持つことができるのはお金持ちだ」と思うのが普通の感覚ですよね。しかし、中には「本当のお金持ちはバーキンを買わない」と考える人たちがいるようです。
ここでは、その真相について考察していきます。
本当のお金持ちはバーキンを買わない?
結論から言えば、例えば 、「本当のお金持ち」を「湯水のようにお金を使える人」だと想定した場合でも、その中にバーキンを持っている人は存在します。
すなわち、バーキンが好きであれば、お金持ちのレベルに関係なく、バーキンを所有していると考えるのが一般的です。
実際に、次のような海外セレブのバーキンコレクターがいますので、紹介します。
その1:キム・カーダシアン
まず一人目は、リアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』で知られる、キム・カーダシアンです。
雑誌「Forbes」によると、2021年4月現在、キム・カーダシアンの総資産額は10億ドルと推定されています。同誌によると、彼女の資産の大半は、リアリティ番組の収入や契約料、自身のアパレルブランドなどから得られているそうです。
キム・カーダシアン自身も多数のバーキンを所有していますが、カニエ・ウェストとの長女であるノースちゃんはなんと6歳でバーキンを手にしたようです。
このことからしても、キム・カーダシアンはエルメスのバーキンを溺愛していることが伺えます。
その2:マライア・キャリー
二人目は、「恋人たちのクリスマス」で有名なシンガーソングライターのマライア・キャリーです。
米大手ニュースサイト「Gazette Review」が、保有する総資産額に基づく、「最も金持ちな女性歌手」にラインクインしたことがあり、その資産額はおよそ5億ドルとも言われています。
そんなマライア・キャリーは、500万円以上するクロコダイルのバーキンを複数所有しています。
その3:ミランダ・カー
三人目は、ミランダ・カーです。「ヴィクトリアズ・シークレット」のエンジェルとなり、瞬く間にモデルとして成功を収めました。
またその後、実業家としても活躍していますが、2017年にスナップチャット(Snapchat)の創業者兼CEOを務めるエヴァン・シュピーゲルと結婚しました。その総資産は、30億ドル以上とも言われています。
そんなミランダ・カーは黒色のバーキンを持ち歩いているところを多数目撃されています。また、同じエルメスの高級バッグであるケリーも所有しています。
なぜ「お金持ちはバーキンを買わない」と言われるのか
先述したように、一般的には考えられない資産を持つ海外セレブたちもバーキンを持っています。それにも関わらず、「本当のお金持ちはバーキンを買わない」と言われるのはどうしてなのでしょうか。
その理由を3つに分けて説明します。
理由1:ブランド物に興味がない
まず、お金持ちでもブランド物に興味がないという人たちがいます。
お金持ちの中には、物を購入する時の基準として、ブランド物かブランド物ではないかというより、その物の必要性や品質を重視する人たちがいます。
そのような人々は、まずブランド物にこだわっていないため、手に入るまでに費用と時間を要するバーキンに興味を持てない可能性があるでしょう。
理由2:お金を持っているように見られたくない
次に、お金持ちの中には、お金を持っているように見られたくない人たちがいます。
世間ではお金持ちの人たちに対して、お金があるからと近づいたり、嫉妬したりする人たちがいます。そういった悪意ある人々を避けるために、あえてお金持ちだと一目で分かるような格好をしないようにしているお金持ちがいます。
そういったお金持ちは、もちろん一目で高級バッグと分かるバーキンを持つことはないでしょう。
理由3:スタイルに合わない
最後に、その人のスタイルに合わないという理由が挙げられます。
バーキンは、その誕生までの過程から、カジュアルなバッグだと判断される人たちがいます。確かに、バーキンは収納力が高く、開口部が大きく中に間仕切りがありませんので、その使い勝手からして、カジュアル用だとする人もいるでしょう。
そんな人たちが、カジュアルな格好を好まない場合、「バーキンはカジュアルスタイルに合わせるもの」として所有していない可能性があります。
お金持ちかどうかは関係ない
結局のところ、お金持ちでも、一般的な収入の人でもバーキンを持っている人はいます。
筆者の私としては、「本当のお金持ちはバーキンを持たないよ」などに始まる、バーキンに持たれる色々なマイナスイメージをまとめたとしても、バーキンの持つ魅力の方が勝っていると思います。
バーキンは紛れもなく一級品であり、最上級の素材を用いて、最高の技術を持った限られた職人さんによりひとつひとつ作られているバッグです。
そんなバッグに憧れた方には、お金持ちかどうか関係なく、バーキンを手に入れ、愛用してほしいと思います。確かに、お金持ちの方がサラッとバーキンを持っている姿はとてもカッコいいですが、一般的な年収の方がバーキンに憧れ、仕事を頑張ったり、節約を工夫したりした上で出会えたバーキンはその人の勲章とも言えます。
ぜひ、周りの意見に左右されず、ご自身のセンスを磨きながら身に着ける物を選んでいただけたらと思います。

私もバーキンと出会うために、日々お仕事を頑張っています!

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