
こんにちは。エルメス沼のななこです。
皆さんの中には、ピコタンロックの購入を検討している方もいると思います。しかし、その希少性から、実際にピコタンロックを手に取って見ることができる機会が少ないため、「もしかしたら、ダサいかもしれない」と不安な気持ちを抱えている人もいるかもしれません。
そこで、この記事では、「ピコタンロックはダサいのか?」という疑問について考察しています。
加えて、実際に購入した私が感じたピコタンロックの魅力も紹介していますので、ピコタンロックの購入を検討している人は是非参考にしてみてください。
ピコタンロックがダサいのは本当?
さて、ピコタンロックがダサいのは本当なのでしょうか?
結論から言えば、ピコタンロックがダサいということは決してありません。ここではその理由を2つの視点から説明していきます。
理由1:ピコタンロックは人気で買えない
ピコタンロックはエルメスのバッグの中でも非常に人気が高く、なかなか手に入れることができないというのが事実です。店頭に並んでいるケースは稀で、在庫があることも珍しい商品です。
また、ピコタンロックはエルメスの公式オンラインショップでも購入することができる商品ですが、その人気さゆえ、販売開始から数分以内には売れてしまうことが珍しくありません。
そのため、ピコタンロックを求めてエルメスの店舗に足繁く通ったり、公式のオンラインショップを常にチェックしたりするエルメスパトロール、通称「エルパト」という言葉も存在するぐらいです。
このことからも、エルメスのピコタンロックは非常に人気が高いバッグで、一般的にはダサくないと判断されていると言っても良いでしょう。
理由2:ピコタンロック自体を否定する声は少ない
続いて、SNSの声を調べてみました。Twitterの高度な検索で「ピコタン ダサい」というキーワードで検索したところ、次のようなツイートが見つかりました。
ツイート例1:20代にしてバーキンやらピコタンやら持ってるの逆にダサいな。せめて30代半ばからやないと自分で稼いだお金じゃないことバレバレで自信持てへんわ。
ツイート例2:ピコタン流行ってるけど、買えないからってニセモノ持つのは、何も持たない以上にダサいと思うよ。
ツイート例3:ピコタンとかボリードの偽物持ってる人ダサいって言う人多いけど、これ真面目な話、普通に本物の存在知らないだけだと思うよ。
お気づきのように、これらのツイートはピコタンロックそのものをダサいと言っているものではありません。また、前述したように、その人気の高さからピコタンロックはなかなか手に入らない希少価値の高い商品です。
このことからもピコタンロックがダサいとは言えないのではないでしょうか。
ピコタンロックの魅力
さて、筆者の私はエトゥープのピコタンロック、PMサイズを所有しています。個人的には、ピコタンロックがダサいとは感じておらず、逆にたくさん魅力が詰まっていると思いますので、その部分4つの項目に分けて語っていきます。
魅力1:とにかく可愛い
ピコタン18
— エルパトグラム🍊🚓 (@herpatogram) October 30, 2022
ローズサクラS pic.twitter.com/lqKBrXqfpK
まず、見た目がとにかく可愛いです。ピコタンはころんと丸みを帯びたフォルムが特徴的で、他のどのバッグにもないような独特の可愛らしさがあります。
また、余計な装飾などが施されているわけでもなく、シンプルかつ洗練されていて、どんな人が持っても上品に見えるバッグです。
見た目の可愛さをさらに生かしてくれるようなカラーバリエーションも豊富ですので、定番色と鮮やかなカラーの両方を求める方もいらっしゃいます。
魅力2:エルメスバッグの中では比較的リーズナブル
次に、エルメスバッグの中では比較的リーズナブルということが挙げられます。エルメスではバーキンやケリーなど優に100万円を超える人気バッグがある中、ピコタンロックの定価は30〜40万円ほどです。
もちろん、比較的手が届きやすい価格設定のため、需要が高まってしまうという側面もありますが、エルメス初心者の方には魅力的に映るのではないでしょうか。
まずファーストエルメスとして1点購入するなら、ピコタンロックが欲しいと思われる方も多いことでしょう。
魅力3:卓越した職人技を堪能できる
さらに、卓越した職人技を堪能できるという点があります。エルメスバッグの中では比較的リーズナブルといえど、ピコタンロックはエルメスの職人が手がけたひとつの「作品」です。
他のブランドとの大きな違いは、最後までのその工程のすべてを一人で行うというところです。こうした一人の職人がひとつのモノを作ることによってそこに愛情が注ぎ込まれ、一点ものに近いこだわりの作品となるのです。
また、エルメスのコレクションは、移ろい行く短期的なサイクルの流行を考えておらず、全ての商品がロングセラーになるように作られています。そのため、ピコタンロックは流行り廃りに関係なく、長期的に愛用できるバッグと言えます。
さらに注目したい点は、職人技によって生み出される美しいステッチです。一針一針職人さんによって縫われた精巧なステッチは、眺めているだけでも満足できるような、エルメスの”手しごと”を感じられるものとなっています。
魅力4:高い収納力で使いやすい
最後に、ピコタンロックは高い収納力を持ち合わせています。そもそも「ピコタン」とは、フランス語で馬のエサを入れるために使われていた袋のことを指します。そのためバッグの内部は仕切りなどがないため、小ぶりな見た目に反して、高い収納力を持っています。
また、バッグ自体の重さを気にされる方も多いと思いますが、ピコタンは一枚革で作られており、非常に軽くて持ちやすい作りになっています。
これらのことからも、ピコタンロックはデイリーユースにぴったりのバッグと言えるでしょう。
ピコタンロックとは、エルメスで展開されているバッグの一つで、カジュアルな場面でも使用できるトートバッグのひとつです。
2003年に発売された「ピコタン」の後継として、2008年に登場したのが「ピコタンロック」です。現在ではこのピコタンロックが主流で、ピコタンは製造終了になっています。
そのため「ピコタン」といえば、基本的にピコタンロックのことを指しています。

ピコタンロックには魅力が詰まっている
以上のことより、ピコタンロックにはたくさんの魅力が詰まっていると思います。したがって、ピコタンがダサいというのは本当ではないという結論に至りました。
筆者の私自身も、苦労して手に入れたエトゥープのピコタンロックに思い入れがありますし、運よく出会える機会があれば、もうひとつ鮮やかな色のピコタンロックが欲しいと思っています。
ピコタンロックを求めている方には、ぜひ一度でもその本物の職人仕事を手に取ってみれる良い出会いがあることを祈っています。

ピコタンロックはダサくない。むしろ職人技が光る、非常に人気の高いバッグです。


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