
こんにちは。エルメス沼のななこです。
ピコタンの購入を考えている方たちのなかには、人気カラーについて気になっている方たちもいると思います。今回は、ピコタンのカラー展開と人気が高いカラーについて解説していきます。
最後には、狙っていないカラーに出会った時どうするかについても述べていますので、ぜひ参考にしてみてください。
【エルメス】ピコタンの人気色を調査してみた結果
ここではピコタンの人気色を紹介します。
実のところ、エルメスでは、200種類以上のカラーバリエーションが展開されています。さらに、作品に使用される素材の違いもありますので、それらが組み合わさると、同じ「ピコタン」と言っても膨大な種類があるわけです。
さらに、このカラーバリエーションは年々増え続けているため、なかなか全てを把握するのは難しいでしょう。
したがって今回は、クレマンスのピコタンロックPMにターゲットを絞り、人気色を挙げていきます。人気色の基準としては、「エルメス専門店で高値で取引されている」という基準を取り入れました。
人気色1:エトゥープ
まずは、エルメスの王道カラーであり、非常に人気がある、グレージュカラーのエトゥープです。ちょうどブラウンとグレーの間のような色合いとなっています。
エトゥープの場合、注目したいのは白色のステッチです。通常、革と同系色の糸が使われることが多いのですが、エトゥープでは白色の糸が使用されており、メリハリのついた印象となっています。
どんなファッションでも邪魔することなく、長く愛用できるカラーです。
人気色2:ノワール
続いて、こちらも王道カラーである黒色のノワールです。エトゥープと同様、定番色で高い人気を誇ります。
存在感がありながらも主張しすぎないカラーで、シックで上品な印象を与えてくれます。
どんなシチュエーションで活躍してくれる上に、ツイリーやチャームが映えるカラーですので、いろいろな楽しみ方ができます。
人気色3:ナタ
続いては、2020年S/Sの新色として登場したナタです。ナタはクリームを意味するスペイン語で、ホイップクリームのような可愛らしいカラーです。
こちらは白系のお色ですので、ファッションに明るさをプラスしてくれます。また、こちらもノワールと同様、さまざまな色のツイリーやチャームとの組み合わせが楽しめます。
また、使用されているクレマンスの優しい風合いにぴったりのカラーともいえます。
人気色4:ローズサクラ
続いて、2015年S/Sの新色として登場したローズサクラです。青みがかった淡いピンク色で、その名の通り、桜の花びらを連想させるようなカラーです。
エルメスではさまざまな種類のピンクカラーがあるのですが、その中でも一際可憐な印象で、非常に人気が高いカラーのひとつです。
コーディネートに可愛らしさを添えてくれる、とてもキュートなカラーですので、持っているだけで気分を上げてくれます。
人気色5:トレンチ
最後に紹介するのは、2016年A/Wから登場したトレンチです。明るいグレージュ系のお色で、まさしくトレンチコートをイメージさせます。
同じグレージュ系のエトゥープは少し落ち着いた印象がありますが、こちらはそれよりも明るいベージュカラーですので、可愛らしい印象となっています。
コーディネートに取り入れやすいエレガントなお色で、ファッションに明るさと上品さを添えてくれます。
その他の注目すべきピコタン
さて、ここまではスタンダードなピコタンロックの人気カラーについて紹介をしましたが、それ以外にも、注目すべきピコタンがありますので紹介します。
いずれも希少性、人気ともに高いピコタンなので、出会えた方は本当にラッキーです。
注目1:ラッキーデイジー
まずは、2022年S/Sのコレクションで登場したラッキーデイジーです。
一見可愛らしい普通の花柄に見えるのですが、よく見ると、エルメスの印象的なモチーフでもある馬蹄が花のように並べられ、花柄を作っているという遊び心が溢れる作品です。
注目2:カーゴ
もうひとつは、高機能なミリタリーウェアに着想を得て生まれたカーゴです。
耐久性に優れたキャンバス素材に、滑らかなスイフト素材がしっかり縫い合わされ、非常に丈夫な作りになっています。フロントにはフラップ付きのポケットがあしらわれています。
狙っていないカラーのピコタンに出会ったらどうする?
最後に、狙っていないカラーのピコタンに出会ったとき、どうしたらいいかについて述べます。
結論から言うと、「どうしても受け付けないカラーでない限りお迎えする」というのが筆者の考えです。
ピコタンはそもそも希少性、人気ともに高いバッグですので、エルパトをしていても、なかなか出会うことができません。したがって、一度出会ったピコタンに、二度会える確率は限りなく低いです。
ですので、ピコタンを探している方がピコタンに出会った際、「この色はどうしても…」ということでなければ、購入するのもひとつの手です。
エルメスのバッグは、どれも優れた職人によってひとつひとつ大切に作られた「作品」ですので、きっと愛用されていくうちに愛着が湧いてくるものだと思います。

みなさんに素敵な出会いがありますように。
コメント