
こんにちは。エルメス沼のななこです。
ティファニーの婚約指輪を検討している方の中には、いろいろと調べているうちに『ティファニー 婚約指輪 ありえない』や『ティファニー 婚約指輪 恥ずかしい』というワードを見つけてしまったという方も多いのではないでしょうか。
もちろんティファニーは、誰もが知っている一流ブランドですし、真っ先に婚約指輪の購入先ブランドの候補に入ってもおかしくありません。
では、なぜティファニーが婚約指輪としてありえないと言われるのか、今回はその真相を徹底解説していきます。
ティファニーが婚約指輪としてありえないと言われる理由
結論からいえば、ティファニーが婚約指輪としてありえないかどうかを判断するのは、受け取る側の好みによります。
しかし、ここではあえて、なぜティファニーが婚約指輪としてありえないと言われるのか、考えられる理由を考察していきます。
理由1:定番で無難すぎる
まず、定番で無難すぎるという理由が挙げられます。
前述したように、ティファニーは婚約指輪を購入する際に、真っ先に考えられるブランドと言っても過言ではありません。
そのような定番すぎるブランドがゆえ、その『定番さが嫌だ』という女性も一定程度いると考えられます。
特に、ファッションやジュエリーにこだわりがあったり、婚約指輪に憧れを抱いている女性はその傾向があるかもしれません。
理由2:ひと昔のイメージがある
次に、ひと昔のイメージがあるという理由が挙げられます。
そのイメージは、1980年代のバブル期に凄まじいヒットを起こしたティファニーの『オープンハート』から来ていると考えられます。
当時『オープンハート』は、クリスマスや誕生日などの定番のプレゼントとなっており、クリスマス前にはティファニーの店舗に男性の行列ができるほどだったようです。
現代では考えられませんが、ティファニーが、大流行のため手に入れられなかった男性のために、女性に言い訳できるよう『売り切れ証明書』を発行したという話まであります。
このような『オープンハート』のイメージを持っている方は、ティファニーを古いブランドだと感じている方もいるかもしれません。
理由3:プチプラのイメージがある
次に、プチプラのイメージがあるという理由が挙げられます。
ティファニーは、カテゴリーを絞らなければ、2〜3万円代から購入できるジュエリーがあります。
そういったプチプラとも言われるジュエリーは、若い世代に人気がありますが、『ティファニーは安い』というイメージを持つ女性もいるかもしれません。
しかし実のところティファニーでは、幅広い年齢層をターゲットとしたラインナップがあるため、1,000万円を超えるジュエリーも取り扱っています。
そのため、『ティファニーはプチプラ』とは言い難いですが、お手頃価格のアイテムを取り扱っている以上、そういったイメージを持っている女性は一定数いると考えられます。
理由4:人と被りたくない
次に、人と被りたくないという理由が挙げられます。
理由1でも述べた通り、ティファニーは婚約指輪の定番ブランドであり、それは実際に購入する方も多いことを指しています。
そのため、友人知人と婚約指輪のデザインが被ってしまうということも発生しやすいでしょう。
もちろん、被ることが嬉しいと感じるか、嫌と感じるかはその方次第なのですが、婚約指輪は人とは被りにくい特別感のあるものにしたいと感じる女性がいてもおかしくありません。
理由5:独自のダイヤモンド鑑定書を発行している
次に、独自のダイヤモンド鑑定書を発行しているという理由が挙げられます。
ダイヤモンド鑑定書は、ダイヤモンドの品質を評価・証明するもので、ダイヤモンド以外の宝石には付属しません。
このダイヤモンド鑑定書について、ハリー・ウィンストンやヴァンクリーフ&アーペル、カルティエなどの高級ジュエリーブランドでは、国際的に権威があるGIA『米国宝石学会』の鑑定を受けています。
しかし、ティファニーはGIAのような外部の機関を利用しておらず、ティファニー独自のダイヤモンド鑑定書を発行しています。
その点において、ブランド独自のダイヤモンド鑑定書よりも外部機関で発行された方を好むという女性がいてもおかしくありません。
理由6:他に好きなブランドがある
最後に、他に好きなブランドがあるという理由が挙げられます。
女性の中には、特定の憧れのジュエリーブランドがあり、婚約指輪は絶対そのブランドのものが欲しいと思っている方もいます。
そのような女性は、その憧れのブランド以外は眼中にないといえますので、ティファニーは婚約指輪としてありえないという意見が出てくることも考えられます。
ただしこの場合は、ティファニーだからありえないのではなく、そのブランド以外はありえないということになるでしょう。

ティファニーは一流のジュエリーブランド
これまで、ティファニーが婚約指輪としてありえないと言われる理由について考察してきました。
ただしそうは言っても、ティファニーは、世界5大ジュエラーのひとつにも数えられる歴史あるジュエリーブランドです。
伝統を守りながらも、いつの時代も愛されるようコンテンポラリーなスタイルも取り入れられており、多くのセレブリティから支持されています。
世界5大ジュエラーとは、世界的に知名度や人気があり、伝統のあるジュエリーブランドで以下の5つのブランドを指します。
- ハリーウィンストン
- ティファニー
- ブルガリ
- カルティエ
- ヴァンクリーフ&アーペル
婚約指輪を買うときは相手の好みを探ってみよう
そんなティファニーを婚約指輪としてありえないと感じるかどうかは、個人の差によるところが多いので、贈る側の男性は、あらかじめ対策をしておくことをおすすめします。
対策1:婚約指輪に対するこだわりを探る
まず、1つ目の対策として、女性の婚約指輪に対するこだわりを探りましょう。
結婚を意識するようになってからの女性との会話の中で、『婚約指輪をサプライズで渡されるようなプロポーズを夢見ている』あるいは『婚約指輪にはこだわりがあるから自分で選びたい』などというヒントとなる発言はなかったでしょうか。
または、普段の女性のファッションや、一緒にショッピングをする中で、『特定のブランドへの意識が強い』あるいは『王道ブランドが好き』などという傾向が見られることもあるでしょう。
そういった生活の中で、女性の傾向を掴んだり、周りに共通の友人がいる場合は聞き込みをしても良いかもしれません。
対策2:プロポーズ後に一緒に買いに行く
2つ目の対策として、プロポーズ後に一緒に買いに行くという手段があります。
『プロポーズの際は、絶対に婚約指輪を渡さなければいけない』と思っている男性も多いかもしれませんが、実際にプロポーズの際に婚約指輪を贈った男性は、全体の約半数だそうです。
そのため、男性がひとりではお相手の満足のいく婚約指輪を用意する自信がないという場合は、プロポーズは花束や記念になるものを渡して、後で一緒に買いに行くという方法もあります。
これは、婚約指輪に対して特に憧れが強い女性に有効といえます。
対策3:プロポーズリングを用意する
最後に、プロポーズリングを用意するという方法があります。
婚約指輪選びに自信がないけれど、婚約指輪を用意したサプライズなプロポーズにしたいという男性や、指のサイズがわからないという男性には、『プロポーズリング』を用意するという手もあります。
『プロポーズリング』とは、ジュエリーショップで購入できるプロポーズ用のダミーリングで、数千円から購入することができます。
『婚約指輪をサプライズで渡されたい』という女性の希望が叶えることができると同時に、プロポーズの後、本命の婚約指輪を一緒に選ぶことができるので、近年人気の高まっている方法です。

婚約指輪への後悔をできるだけ最小限に
婚約指輪が後悔するものになるかどうかは、ブランドやデザイン、ダイヤモンドの大きさ、贈り方などさまざまな原因が考えられます。
後悔する可能性をできるだけ少なくするには、男性側は、普段から女性の傾向や好みを把握しておくことが大切ですし、女性側は、雰囲気を察知して程よくアピールすることが必要です。
特に女性は、男性に比べ婚約指輪に対する憧れを持つ人が多い傾向にありますので、男性は十分に下調べをされることをおすすめします。
また、もうすでに好みではない婚約指輪を贈られてしまい『絶対にありえない』と思っている女性もいるかもしれません。
そんな時は、お相手の方が婚約指輪をサプライズで用意してくれた背景などに想いを巡らせていくと、大事にしたいという気持ちも湧いてくるのではないでしょうか。

人生の一大イベントですので、お互いの思いやりの気持ちを大切にしてくださいね。


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